日曜日のお昼前、暑い暑いと嘆きつつ玄関前の掃除をしてた。
家の前に駐車場がありポールを立てられるのだけど立ててない
その上、門が無いので…駐車場と家の前の道路の境界線は
ちょっとした段差だけであり…時折、軒下の金魚を眺めに
子供や近所のおばさんなどが領土を侵して入り込んでくる。
午前中、居間に居る時は簾を下ろして窓を開け放しているので
その様子が朝食を食べているときなどには毎朝の風景になってる。
ケチくさい事を言う気もないし「我家の金魚を近所の人が眺める」
これは少し嬉しい気持ちがしなくもない。涼哉・涼哉。ははは。と。
しかし…多少気になるのはチラシのポスティング。
彼らも仕事であろうし有害なものも少ないので黙殺しているのだけど
結局はゴミにしかならないものばかりで興味を惹かれるものも無い。
しかも、かなり、頻繁にズカズカと家の敷地に入り込んで来る
それも金魚を眺めに入り込んで来る人々と違い日中ずっーと。
加えて家のポストはその受け口の構造上無理に手を突っ込むと
受け口の下にあたる部分の金具的物質がズレてしまう。
帰宅してその金具がズレてると何故か家全体がダラしないように感じ
家のルールとして「気づいたら必ず正す」と決めてある。
郵便や宅配便の配達員がポスティングしたあとは殆どズレない。
しかし…チラシのポスティングのあとは…逆に高確率でズレてる。
なんで分かるかと言うと…まず、チラシの時は音が違う。
要するにチラシのポスティング員はチラシの入れ方が雑であるという事。
これは…かれこれ2年近くここで暮らしファインドアウトした事実。
えーまーそんな流れでもーちょい丁寧にやってくれよー。と。
常々思っていたわけです。なんというか…小さい事ながら少々忌々しく。
そして今日、日曜日のお昼前、玄関前の掃除をしていた時。
おっさんが家の前の道路にチャリンコを停めて
駐車場の一部に入り込んで玄関に向かって歩いていく。
手にはおそらくチラシかと思われるペーパーの類い。
おっさんと自分の距離は3m程度。家の掃除をしてる人間=家主。
家主が目の前に居るのをおっさんは完全無視で入り込む。
イラっとしたのだけど「家はチラシいりませんよ。」優しく声をかけた。
すると…おっさん「ここはアパートですか?」と逆に訊いてくる。
どこから見ても一軒家なのに頭のオカしい部類のヒューマンか?と。
よく見ると…なんだか服装も…貧相と言うべきか不潔と言うべきか。
観察してた為、一瞬返事に詰まったというか軽く呆気にとられたのか。
こちらが黙って見ていると…「アパートなら入れないんだけどね」
と不遜に吐き捨て家主の見ている前で家主が「不要」と断った
チラシをポストに投函しようとしている。ちょっと待て。と。
「家はチラシ要らないって言ったよな。」と言うと…
「だからアパート…」繰り返そうとするのを「見りゃわかんだろ」
と遮り「だいたい勝手に入り込んでんじゃねぇぞ」と言い
おっさんの足元を指差すと…「あぁ、ここは入っても良いんですよ」
意味不明の宣言。それは…法的にということだろうか…分からない。
此処で危うく大きな声を出しそうになったし
理屈やへ理屈を織り交ぜて散々に説教してやってもよかった。
日曜日のお昼前、灼熱炎天下とはいえご近所はピースな雰囲気
加えて自分が家に居ない時に変な意趣返しをされても面倒なので
「どこの会社の人間だ。名刺出せ。」まず持ってないと思ったけど。
歩み寄ろうとすると…自転車の方にソソクサと戻りながら
「それならもぅいいですよ。」「まったく。」呟きつつ
首を振りながらソソクサと。「わからない奴だ」といった素振りで。
追っかけて後ろからドロップキックか延髄切りかましてやるか
足元にあった金魚用の流木をブーメランよろしく投げつけてやるか。
瞬間、その位の感情が沸いたのだけど逆に御用喰らうのでヤメた。
ポスティングの会社で送り出しとして
「ここまでは入って良い」とか「ここまでは大丈夫」
「こう言われたらこう答えろ」「アパートはこうで一軒家はこう」
などと送り出しで教育されているんだろうか?
って言うか…それ以前の問題&常識以前の話だと思うんだけど。
つい、流れで相手にしちゃならないタイプの人間を相手にしてしまった。
まぁまぁ、そんなことがあったのだけど
昼はセビアンで楽しく美味しい食事をして参りました。
本日はランチのBで。
ベストな塩梅に冷えたビール。
焼き立ての自家製パン&自家製バター。
今日はパプリカのスープ。毎回、野菜が変る。
九州方面から届くという魚。今日はイシモチだった。
すべてに満足。幸せな気分で店を出た。
ふー。