東京地方、穏やかな暖かい昼下がり。
昨日から「タモリ論」読んでる。冒頭から面白い。文字にして「タモリ」と書くとなんだか偉そうな気がするけど「タモさん」と書くのも馴れ馴れしい気がするし、そう言えば父親はいつも「黒メガネ」って呼んでたな。「いいとも」が終った(この日は久しぶりにTVのバラエティを見た)今読むと、なんだか自分の半生をプチッと振り返るような気がしなくもない。初めて勤めた会社では昼食(この頃、ランチって言う人少なかったな)を皆で一緒に会議室で食べる時はいつも「いいとも」見てたなーとかね。タモリと自分との間(と書くのも変だけど)でたまたま共通したのは「魚では鯖が一番好きなこと」(これは本人が言ってた)。で、少し前に「天才 勝新太郎」を読んだ。タイトル通り勝新太郎の伝記的な本で、俳優を始めたところから、ある種異常な映像作品への執着や何故そうなったのか?といった経緯、パブリックイメージと異なる身近な観察者の印象による勝新太郎像やエピソードがこれでもか!って勢いで綴られている。個人的には勝新太郎自身が映画を撮る以前に観ていた映画や音楽に関する記述が興味深かった。勝新太郎との共通点は「寿司屋では握りしか食べないこと」(なんかで読んだ)。中島らも「心が雨漏りする日には」は忘れた頃に何度となく読み返している本で内容は壮絶ながら自身を俯瞰しているかのような文章のおかげで辛くない。らもさんの殆どの作品に共通している独特の温かさ、優しさもあり辛くない。らもさんとの共通点は「生まれ変わったら猫になりたい、それも飼い猫」ということ(心が…に書いてある)。まぁそんなことを今朝隣駅までウォーキング中にぼんやり考えていたんだけど…もうひとつ浮かんだ共通点の相手がどうしても思い出せなくてモヤモヤしてる。共通点というのは「女優はジョディ・フォスターが一番好きなこと」これ、誰と偶然にも一致したんだっけ?
で…映画メモ。
「おとなのけんか/ポランスキー」
映画の形で演劇を表現したとか。ジョディ・フォスターのキレっぷりが素敵。字幕で伝わるかどうか微妙ながら本性をカミングアウトした後の登場人物達の物言いがガラッと変るのが面白い。酒呑むと更に面白くなる。その辺りがキモと言えばキモ。字幕付ける人、苦労しただろうなぁ…という映画。まぁ、そんな細かい話は抜きにしても楽しい映画かと。
↓フィリップ・シーモア・ホフマンの追悼として観た2本。
「カポーティ/ベネット・ミラー」
主演。「憑依」の真骨頂。鬼気迫る演技。
「マグノリア/P.T.アンダーソン」
助演。「マグノリア」は私的オールタイムベストの内の1本。トム・クルーズも良い。彼が出てる映画はだーいぶ前のしか観てないけど個人的にトム・クルーズはこれが一番良いんじゃないでしょうか?と。半生、人生、シミやヨゴレの多い人へ。
「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者/入江悠」
一作目を観た時は、おもしろいんだけど…引っ掛からなかったかなぁ…ボヤァンとした印象だった。でも、これは素晴らしかった。もう1回、できれば映画館で観たいな。
他には…「リトル・ミス・サンシャイン/ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス」「パンチドランク・ラブ/P.T.アンダーソン」「道/フェリーニ」(DVD)「シンドラーズ・リスト/コッポラ」「ユージュアル・サスペクツ/ブライアン・シンガー」「影と霧/ウディ・アレン」「ファーゴ/コーエン・ブラザース」「時計じかけのオレンジ/キューブリック」「パルプ・フィクション、レザボア・ドッグス/タランティーノ」(DVD再)#39