今朝、久しぶりに右腕を違和感なく肩より上に伸ばせた。
食器棚からコーヒーカップを取るという些細な作業だったけど
なんの引っ掛かりも無くスッと腕が上がったので安心した。
一昨日迄は…痛くて左腕しか動かせなかったり踏み台を使ったりで。
まぁ…日々当たり前にやっていた何でも無い動作が突然不自由になる。
これはほんとにおっかないもんで。読んでみると大袈裟に感じるけど
実際、始めの内の耐えられないような痛みが続いた頃は…
しても仕方ない心配をしたり、感じなくても良い不安を大いに感じた。
さて、昨夜、舞台を観にいったのだけど…
今回のは…かーなり、おもしろかった。
「おもしろかった」と言ってもワハハと笑ってばかりじゃなく
なんというか…思想や考えとして挑発的(過激)だったり
安易な比喩じゃなく、メタファー的な表現(設定)が難しい部分もあったけど
何を表現しようとしてるか?感じつつ考えるのもおもしろかった。
内容は勿論、演技や台詞にも(特に途中から)グググと引き込まれた。
もっと早くにこういうの観てたらなー…少し残念な気がしたくらい。
席が舞台から6列目だったので正に汗や体温を感じるような距離。
ライブ感たっぷり。楽しい、良い時間だった。
脚本を読むと言葉の繋がりが解ってもっと面白いという話を聞き
脚本読んでみたいな、と。その内、本になるのかな?
あの位の規模になってもマイクを使わない舞台って少ないそうで。
ライブ(音楽)でも大きな会場に行かなくなった一番の理由はそこ。
PAを通した音しか聴こえないとライブ感が一気に削がれる。
やはり多少ステージが遠くても生音も聴こえる程度の規模が好き。
昨夜の舞台、公演期間中は毎日や一日二公演の日もあるそうで…
尋常じゃない体力や気力を要求されるんだろうな。
座りっ放しでツーケがテーイとか言ってる場合じゃありません。
そうそう、音楽に関しては音楽そのものの良さを感じるというより
舞台装置(?)として極めて効果的に使われていた印象。
帰りは池袋で軽く呑んだのだけど店を選ぶにあたって
スペイン料理とかメキシカン、インド料理、ワインバーなど覗いてみるが…
どの店もけっこうな繁盛っぷり&ドカ騒ぎヒューマンが多かったので
静かそうな居酒屋に入った。…始めの内は空いていた隣席に
過剰にギラついた腕時計やライターを持った四人組の如何にもオッサンが座る。
あーらら、っと早めに店を出ようとするも…会話が耳に入る…
内容から推定したところ、なぜか漁師のグループだったようで。
蟹はなに蟹が一番うめぇとか東京の魚の価格についてとか
どこの港で取れるなんとかって魚のウマさったらねぇよ。とか。
海亀は銛で突くと血が回ってマズい。網に引っ掛かったのが美味いとか。(逆?)
こちらの卓では舞台の感想を話したり、聞くでもなく隣の会話を聞き流したり。
いやー腕の痛み(心配事)もとりあえずは消えかけて
なっかなか気分よく良い酒飲んだな昨夜は。じつに。