東京地方、相変わらずド暑い日が続く。
この暑いのに…向かいの家が今年始めの大雪で積もった雪の重みでひん曲がったカーポートの工事を始めてしまい…昨日は終日サンダーやらコンクリの基礎を解体するドリルのノイズ響き渡り「やめてちょんまげ!こっちは追い込み中なのよ!」さすがに悲鳴を発しそうになるもムン♪と我慢で心頭滅却メーン!集中・集中メーン!と机に向かっておりました。「追い込み」というのも…
試験の日付を丸一週間、先週半ば迄勘違いしてたわけで…もー泣きたい。しかし、ここは大人、ジタバタしても仕方ないので薄らとした諦観を身に纏いつつ現時点では終ってて当然の作業(過去問のまとめや白書の読込み)に取り組んでるわけです。哀しい。どう考えても来週やる筈だった所迄は行き着かないでしょう。なんで又日付勘違いしちゃったんだろう?うーむ。
と、まぁ、なワケなもんで…先週、先々週辺りは地元の仲間の誕生日飲み会に於いてヨユーで泥酔ブチカマしたり、更にその酒の席のアルコール脳で「ナイターゴルフ行こうぜ!ウヒャヒャ!」と盛り上がって約10ヶ月ぶりにゴルフ行ってきたり、そのナイターゴルフの翌日は悲劇的な筋肉痛で廃人状態に成り果て半日寝込んだりと…そう、正にその廃人状態の最中、家人と8月の予定について相談してた時「えぇと…試験が月末31日だから…」言い切る前に喰い気味に「え、24日じゃないの?」言われ…受験票を確認したところ…「8/24」明記されてて呆然。一寸凝固氷結。その後に、ふむ…と、にっこり笑って「orz」ってこんな時の気持ちだよね、ハハハ。明るく虚しく。ま、最後迄諦めないでやれることだけやっとこう。再度、うーむ。
さておき、我ながらショックだったのがゴルフ翌日の筋肉痛、実際のゴルフの内容の悪さ(=なんと9H中、意図した通りに出た玉が1球だけだった)にも精神の随を蝕まれるような辛さ厳しさを叩き付けられたんだけど…あそこ迄酷い筋肉痛って記憶に無い。ウォーキングをそれなりに続けてるので足は全く筋肉痛どころか疲れもしなかったのが、臀部から上半身になると様変わり、腰はフワフワ、肩甲骨はバキバキに固まり腕を回すのと声が漏れる程だった。普段、机に座るばかりの生活になり水泳などの運動を止めて久しい。「歳のせいだよ」と片付けるのは簡単だけど、一段落したら何か運動を考えないといかんな。これも、うーむ。
以下、塵も積もった映画メモ。今回はドキュメンタリー。
「
ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ/マイケル・ラパポート」
ATCQのドキュメンタリー、90年代初頭、「TheLowEndTheory」とか「MidnightMarauders」よく聴いてたし、今でも時々聴いてる。ライヴは一度だけ観たと記憶。映画の内容的には知らないことが多かったなぁ。たしかに政治や暴力とは一線を引いた音楽に特化した、ひたすら音楽が好きな人が創るヒップホップ。特にQティップの語り口は穏やかで言葉も選んだかのように綺麗。当時のヒップホップシーンではこれも珍しかったのだと思う。
「
アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロ達/ミゲル・コアン」
後半の演奏シーンでグイッと耳を惹き付けられる素晴らしい曲があったのだけど、演奏シーンがブツ切れ且つ短かったのが非常に残念。ゆっくり、あの曲を探してみよう。演奏を紹介するというより音楽家個人個人を記録する目的の映画ということだろうか。セルだと演奏シーンが特典で入ってるとか?どうかなー?
「GONZO/アレックス・ギブニー」
サブタイトルに「ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの全て」とある。ヘルズ・エンジェルズの一件は知っていたけど他にもエピソード盛り沢山過ぎてゲップ。キース・リチャーズが自宅でのパーティシーンでチラッと映ってたり。それにしてもジョニ・デップは本当にこの人を敬愛してるんだなぁ…この映画でもナレーション&出演してたし「ラムダイアリー」(だっけ?)とか「FearAndLoathingInLasVegas(ラスベガス☆71)」の実写版「ラスベガスをやっつけろ」にも出ているようで。観たい気もするけど原作と挿絵で充分かな、とも。挿絵のラルフ・ステッドマンが大きく取り上げられてたのは良かった。おまけ、前述の「ラスベガス☆71」の装丁はLSDのシートを意識したようなミシン目が入った厚みのある紙で、裏表紙を開くと所々シートを切り取ったように段々になっている。喰ったら飛ぶかな(笑)?
他には…「
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ/バンクシー」「
NO NEWYORK1984-91/アンジェリーク・ボジオ」「
ROCKERS/津島秀明」(DVD)#84
えーと、バンクシーの映画は…ちょっと微妙でそのまんまにも取れるし…全体がジョークのようにも。NO NEWYORKは…音楽の方のドキュメンタリーかと思いきや、こっちだったか…と。作品中にも出ていたリチャード・カーンのリディア・ランチが出てる、ドライブして…みたいな映画、だいぶ前に観た。尤もリチャード・カーンは知らなくて「これリディアが出てるよ」と友人が見せてくれたもの。正直、キツかった。なんでこんな映画撮るの?って。人によっては全く受け入れられないガサガサした狂気。サーストン・ムーアがインタビュー出演してた中で印象的だったのが「今度はGGアレンとヘロインで…」という映画を創るとかって話を聞いて「あ、そう。じゃあ数年後に。(つきあってられっかよ。って感じかな)」と言ったってくだり。監督のインタビューが収録されてたので観てみたら意外な事に(?)フランスの若い女性監督だった。ソニックユースが好きな所から入り込んだそうだ。よくこれだけ調べてまとめたと感嘆。フィータスが「出演を承諾しなかった」一人として挙げられてた、ある意味納得。しかし音楽的にはフィータスはこの頃が一番突き抜けてた気もする。etc..etc..なんだかんだ言っても好きなんだなぁ、この頃のニューヨークのヒリヒリした音楽が。映像の方は…ちょっとごめんなさい、大抵のものはムリですってとこで。