東京地方、暖かくなってきた。
桜もよく陽があたる樹は昨日の午後には六分程咲いてた。いつもの朝の風景。大きくなってきたなぁ。
そして昨日…近所の公園前を通ったところ…見覚えのある雰囲気の…おぉこれは!母猫!おかぁさん!元気だったか!と名前を呼んでみるも…完全に野性を取り戻したのか我々を忘れてしまったのか素早く塀の上へ逃げるように昇っていった。家の近くをウォーキングする時には必ず最後に母猫を見掛けたエリアを歩くようにしてたけど暫く見掛けなくて「何処かへ移動したのかな?」なんて話していたのであった。いやぁ大通りは渡ってないけど随分と遠くへ移動したんだなぁ…しかも公園の置き餌(他の猫用に近隣の人が定期的に置くもの)を盗み食いしてるとは逞しい。他所のなんか食べず、また家においでよ〜と声を掛けておいた。
以下、ここのところ観た映画メモ。特によかったのは…
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ」→「公式web.」
音楽の貼り方も「斬新」と言えばそれ迄だけど今迄経験してない類いのもの。勿論、カメラワークも。これは必ずもう一度、と言わずに何度も観ないとならないでしょう。◎◎◎=個人的最高評価。
「ナイトクローラー/ダン・ギルロイ」(×2)→「公式web.」
ジレンホールの演技が無かったら単に観るのがキッツい映画になって終りだったかと。あまりにも良かったので2日続けて2回観た。◎◎。
遡って今年の正月映画は「アニー・ホール/ウディ・アレン」だった。何度観ても完成度の高い、素晴らしい作品。それから「野いちご/イングマール・ベルイマン」「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分/スティーヴン・ナイト」「ウォールフラワー/スティーヴン・チョボスキー」辺りが特によかった。「こわれゆく女/ジョン・カサヴェテス」も久々観直してジーナ・ローランズの演技は当然、周囲のギスギス感にも惹き込まれ後半(冒頭からずっとそうなのだけど)ちょっと寒々とするなど。この作品をカサヴェテスは当初演劇として公開するつもりだったそうだけど「無理」というローランズの意向で映画になったとか、そりゃあの演技を大勢の観衆の前で繰り返すとか…本当におかしくなってしまいそう。で…懐かしの映画共有シリーズとして「ローズ/マーク・ライデル」あとは…「プロミスド・ランド/ガス・ヴァン・サント」「スコルピオンの恋まじない/ウディ・アレン」「エレファント・ソング/シャルル・ビナメ」「スケアクロウ/ジェリー・シャッツバーグ」「ユーズド・カー/ロバート・ゼメキス」なかなか良い映画が多かった。
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