「普通は、一日に少しの幸せ、うれしいこと、幸せのかけらを数珠つなぎにして、それで大きな幸せになるんだろうと、このごろ思うんですね。」
以上、「ま・く・ら/柳家小三治」より抜粋。
「郡山先生」って、まくら。この話がとてもよかった。
このあとに少しあって「歳のなせる着地点かもしれません」と続くのですが。
こういう感覚を言葉に出来るのって素晴らしいなぁ…そう、思いました。
同時に「ぼかぁしあわせです。」などと日々感じる訳ではないのは
歳のなせる着地点に自分が至ってないのだろうとも。
昨日、昼のこと、ラーメンを食べに江古田迄出かけて…
日曜昼時なのにスルッとタイミングよく入店出来て…
出てきた一杯も満足以上のウマさ。店を出ると…10人以上の行列。
ちょっとズレたら喰えなかったね。と。まぁ、日々の些細なうれしいことかも。
数珠つなぎですか。なぁんて笑いながら話しつつの帰宅の途。
かわいい猫が道に寝転んでいて「小さな幸せだ。」冗談言いつつ撫でてみた。
すると…「その子、◯◯みちゃんて言うんですよ」オッサンが話しかけてきた。
首輪してたので「あ、お宅の猫ですか?」尋ねると…「いえ、違います。」と。
「あ、のんびりしてて可愛い猫ですねぇ。」言うと…「年寄りなんですよ。」と。
「そのわりには子供っぽい顔してて可愛いですね。」
そう言って立ち去ろうとしたところ…「韓国では猫を…(以下、自粛)」
しまった!!と心の中で思うと同時にさっさと立ち去ろうとするも…
まだ…ぬめぬめと話し続けてる。聞きたくねぇ。「行くぞ」と家人を急かし
大声が出そうになったんだけど「もぅいいよ」吐き捨てつつ殺気を投げつけると…
「失礼しました。」そう言ってオッサンはフラフラと立ち去った。ふぅ。
要するに見かけは普通なのに中身が涅槃なオッサンだった訳ですね。
あそこで怒鳴ったらそこ迄つないだ数珠がバラバラに飛び散るところだった(笑)。
小さな幸せの数珠つなぎ転じて好事魔多し。そんなところでしょうか。
さて…先週…金曜日、呑みに出た。
夕方6時、まだまだ明るいうちから呑み始め…二人でワインを2本。
ピザ3枚をモーレツな勢いで食べて…出来上がったのが9時頃。
おとなしく帰宅したものの…夜中に肝臓(推定)が「水のませろー」と悲鳴。
水を一気に2L.近く飲んで就寝。そのおかげか二日酔いは一切無かった。
ワインがそれなりのワインだったからかな?まぁ…なにしろ…
あの後さらに呑んじゃうと…記憶がブッツブツ飛んだり…
翌日困ったことになったりするんだなぁ…己の酒的懐を再確認。
その翌日。寝る前、急にチョコレートを欲し、食べてから寝たところ…
翌朝、びっくりする程、鼻血が出ておりました。
いやー鼻血と気づく迄、軽いパニック状態だったな。何十年振りの鼻血?
気づいた後は…幼少の頃に戻ったかのような懐かしい気持ちに。
まぁ…そんなこと以外では…仕事に打ち込んだり雑事に惑わされたり。
あっという間に一週間過ぎたなぁ…。
えー。昨夜は…
約3ヶ月程前、己の無知さ加減にちょっとしたショックを受け
進んで自ら知る努力をしようと思い立ってから
今では毎日のちょっとした習慣になりつつある。
人生観が変わる程のショックは受けない迄も考え方には変化あり。
最初の頃は…人の意見を聞きたい。人に自分の知った事を伝えたい。
そんな欲望がムラムラと起こってたけど…どうでもよくなるもんですね。
いまんとこ大事なのは、やはり、自分が知ること。これに尽きます。
さてー。今日はこれから新宿に出なきゃならんのだなー。
めんどくせー。とか、言わない。