東京地方、今朝の気温は零度切りという冷え込みぶりぶり。
小型ヒーターも奮闘中ながら…ちょっと歯が立たない寒さ。
去る1/1、映画館へ映画を観に行った。
「東京オリンピック/市川崑」
過去に何度か書いたけど基本的にオリンピックに興味ありません。2020年に東京が世界の中心になると言われてもピンときてません。電車で15分の近所に国立競技場がありますが…仮にチケット貰っても観に行かないでしょう。興味の無いものは好きにも嫌いにもなりようがないので特に批判するつもりもないのですが…政治利用されてる部分(直近のソチなんて特にそうでしょう)、世界平和云々という割には受益の重心が世界の限られた部分に集中しているところ、この辺に対しては好感持てないかなー。当然、そんな自分とは別にスポーツに打ち込む人々や子供さん始めオリンピックを楽しみにする人が世界中に大勢存在するのは分かっているし、(広い意味での)生活や環境、経済がオリンピック開催で向上するなら勿論歓迎します。
さて、関心持てないテーマの映画をなんで観に行ったかと言えば…関心持てないテーマなのに何故か映画そのものに心惹かれたその不思議を解明したくなったといえば近いかな。「単なる記録映画では無い」とか諸々の宣伝文句も好奇心にさざ波を。上映場所が近所の名画座だったってのも大きかったな。
「
東京オリンピック 早稲田松竹の紹介ページ」
1/1に映画館に行くなんて人生初の体験で新年早々新鮮、館内は適度に席が埋まっていて雰囲気よかった。ざっくり感想…冒頭の聖火リレーの映像、富士山をバックに聖火ランナーが走るのを引きで撮るとか、この辺はスクリーンを通して観ると本当に素晴らしかった。そして前半、選手の顔や背中、体の一部をアップにしつつスローにして筋肉が波打つ様子を撮ったり、この辺迄は良かった。何故か後半に入るにつれ映像も平たくなりフツーの記録映画になっていったように感じ…途中退屈さに耐え切れず中座してトイレ行って煙草吸ってちょっと休憩みたいなことになってしまいました。休憩しつつも「今でこそカメラも小さくなってるけど半世紀前にこの映像を撮るのは大変だったろうなぁ」などと考えましたね。
同行した家人は帰り道、少し興奮して後半のバレーボールやマラソンの映像がカラーでしかもあれだけ長く観られて嬉しかったと言ってました。なので…オリンピックが好きな人は勿論、過去を懐かしむ向きには素晴らしい映画なんだろうなぁ…と。
オリンピックそのものとは別に当時の東京の様子を垣間見れたのは貴重でした。カヌー(だったかな?)は相模湖、自転車競技?は八王子で行われるわけですが八王子とか…もう…村だったな。藁葺き屋根の家とかフツーに映ってたし。開場を泊まり込みで待つ人々、そこら辺(国立競技場の周り)で鍋?やってたり。今でこそ列にちゃんと並んだりゴミは分別されたり公衆のマナーみたいなものも整備されてきたけど、当時はまだまだ…。時々、隣国のマナーがどうとかで「国民性が〜〜」って言う人もいるけど、隣国が今歩んでいる道というか時間の流れを自分達が辿ってきたことを忘れてはいけないですね。
あとこれといったところでは…音楽の付け方が全体的に意味不明だったかな。正に謎。なんで怪しげな怪獣が出てきそうな音楽がここに付くのかなぁ…とか、時代性なんだろうか?
しかし…国立競技場建設地に建っている建物を解体するところから映画は始まるんだけど、あそこって元々何が建ってたんだろ?そういうのってすぐに忘れられてしまうよね。
(2014.1.16)