東京地方、だいぶ涼しくなってきた。
天気天候、めちゃくちゃだーと騒いでる間にすっかり秋。
只今、家人の夏休みに便乗しつつの夏休み気分。
自身には夏休みとか無いので気分だけ。
さて…東京オリンピック、決まってよかったですね。そもそもオリンピック自体に関心無ければ利害も無いので感慨も無し=他人事。毎回、気になるのは音楽くらいなのですが…それとてバルセロナの時はピーター・ゲイブリエルとかリッチー・ホーティン、ロンドンは豪華な布陣だったな…って他が思い出せないくらいな微関心。では、なぜ、わざわざ、こうしてブログでオリンピクーなんて書いてるかと言えば…招致活動?最終盤での招致委員の心の揺れを垣間見たからで。とくに猪瀬さん。金曜日か、夜TVをポチっと点けたら報道ステーションやっててインタビュー中継してた。氏の中継での様子がもう焦燥しきってて、眼は焦点あってないようだったし呂律は廻らないは質問に対する答えになってないはで、こりゃスゲーなと。スゴいプレッシャーと向き合いながら頑張ってるんだろうなぁ…とか。前日?、竹田理事長の会見で福島の汚染水問題についてメディアに詰められたのが影響してんだろうなぁ…とか。「ネガキャン!風評!」メディア全否定の勢いもスゴかった。まぁ…結局のところ、現地で騒いだのはメディアだけで、そもそもIOCに対して倫理とか本気で期待する人も少ないんじゃなかろうかって結論にスッと落ち着いたようですが。しかし…超ドヤ顔で「4.5ビリオン・ユーエスダラーズ・キャッシュ・イン・ザ・バンク!」とか品がないからやめてもらえないだろうか。あれいったい誰がどんな意図で指導したプレゼンなんだよ?と。なんだかコント見てるような気分になった。一昔前の「メガネかけて首からカメラぶら下げたティピカル日本人」の進化系。まぁ…色々言い出すとキリないからやめときます。まぁそういう下世話なのが受け入れられる場としてのオリンピッコ(特に招致云々)自体に興味関心が普段は持てないということです。
さておき、アベさんのコレらの発言は言い過ぎだったんでは?
「Impact of the contaminated water has been isolated to an area of 0.3km. infront of Fukushima Power Station.It is completely blocked.」
「The bottom line is that there is absolutely no problem.Please look at the facts,not newspaper headlines.」
「There are no health related problems until now,nor will there be in the future.」
「The area is totally safe and we welcome anyone to Japan to show them that.」
言葉を選ばなければ「ウソ」。ひょとしてホントに何も知らないの?と不安にさせられる程に言い過ぎでは?練習もそれなりにしたようだし、スピーチの後もメモを確認してたので高揚してつい言い過ぎちゃったよ!ってことでは無いように見受けられました。何を言っても後に法的責任を追求される場でない限りなんでも言っちゃうよ!みたいなことなんでしょうか。これで国際的に約束したんだし監視されるんだから結果オーライだよ!って見方もあるようですが…やはり外圧頼みでしか如何ともし難いのかなぁ…と、一抹の淋しさおぼえてみたり。
お祭りムードに水を差すつもりはありませんが、こんな記事が昨日出てました。
「
震災関連死:福島県内で直接死上回る」(毎日jp)
汚染水の状況とは必ずしも直接に関係しないだろうけど広義ではこういったことも「health related problem」として捉え、対処すべきではないだろうか?と個人的に考えます。
前後するけどアベさんの発言に関連付けて。科学誌ネイチャーより。
「
Nuclear error:NatureNews&Comment」
これはnewspaper headlinesに含まれない建設的な意見の提示だと思います。
丁寧な日本語訳があったのでリンク貼らせていただきました。
「
ネイチャー誌の社説「Nuclear error」を日本語にしました。」(個人ブログより)
えーと、以下余談、終盤、フッーとマドリードが浮上してきて「これは…」なんて言ってた人も居る中、スペインの新聞が「50人がマドリードに投票する」ってトップ記事を出したとか。これ後で聞いた話だと、その投票予定とされる50人の委員の顔写真付だったそうです。これって…もはや自爆という名のネガキャンでは…個人的にはこれが一番ツボだったかなー。