US Open 2016.

2016年6月20日月曜日
東京地方、起きたら雨。今も雨。
九州方面では豪雨だとか…
さてと、昨日の続きをメモしとくかぁ。
ちなみに今回のコースはこちら→「Oakmont CountryClub
ここから昨日分>いや〜最終日の今朝は4時起きで延長となった最後迄ガッチリ観ておりました。ダスティン、素晴らしいプレーで堂々の優勝=初メジャータイトル獲得。昨年のUS Open最終ホールの雪辱をいつか…以降応援してはいたのだけど、まさか今年ここ迄堂々と王者になるとはな〜。と、色々書きたいこともあるのだけど…今日はちょっと多忙故、後日追記するとしておこう。
続き>なにしろバックナインに入る辺りからダスティン(以下DJ)、そのまま行け!という姿勢で観ている方としては昨年度US Open最終ホールの悪夢の残像がまだフレッシュに脳裏に蘇る状態だったし、とにかくひとつの失策でスコアが2〜3動いてもおかしくないコースだったので…#16,17に至ってもヒヤヒヤヒリヒリしてた。DJが#17でワンオン狙ったティショットをバンカーに入れた時にはグゥッと空気が硬くなり遂に青木さんがプレイヤー目線というより自分がプレイしてるかのような「勝負師」状態になって「突っ込む必要なんかない、グリーンの真ん中に出せばいい。そうだそうだそれで充分。」と独り言で呟くように解説?し始めて緊迫感が頂点に。#18ではティショットを抑え気味に打って(抑えて打っても300yrd超えてくんですが…)フェアウェイセンター、この時点で3打差、こちらも「あぁもう決まったなぁ…」と溜め息をつきつつ腰が少し浮くような体勢でTVを凝視していたら…正に「これ以上無い」ベストショットでセカンドをバーディチャンスにつけると…昨年の悪夢を払拭するかのようにバーディパットを沈めてフィニッシュ&優勝。いやあのバーディパット、昨年のイーグルパットより短かったけど微妙にライン出てたし、あそこ迄のギャラリーに囲まれて打つのって想像を絶する空気だけどしっかり真ん中から入れたよなぁ。昨年のUS Open最終ホールのイメージがフッとこちらの頭の中から消えた、2年越しの、あまりにも劇的な感動の瞬間。
そして、こちらが来年の開催コース→「Ellin Hills」既に今から2017 U.S.OPEN のページも出来てる。そして…過去最長コースダそうで…コースをホール・バイ・ホールで見ても…もはや変態的な難しさをヒシヒシと感じさせられますなぁ。
結果からすれば余談、と言ってはいけないと思うけどDJ#11#5のペナルティ問題…ホールアウトしてから最終的なジャッジが決まるというのもおかしいと思ったし、何より#11グリーン上の問題をその場で解決しきれずに#12のティグラウンド上でティショットをこれから打つ選手に継続審議?の旨を告げるってどうなのよ!ってとこだよなぁ。まずはそれで惑わなかったDJを褒めたいし、返す返すホールアウトの時点で1打差やタイになってなくてよかった(それを一番強く感じたのは運営かもしれない)というのも#12の時点では…たしか…3打差内で4〜5人が競ってる状態だったので…流れ如何では優勝者がペナルティによって入れ換わる可能性もあったわけですよ。で、問題のパッティングのアドレスに入ってたか?入ってなかったか?だけどTV放送で繰り返し流れたVTRを見る限りではパットをソールしてないので(DJの場合)アドレスの動作に入る前ですね、確実に。しかしゴルファーの中にはパッティングのアドレスでパターをソールしないで浮かせて打つ人も居るので結果的に1打罰を課したということなんだろうか…と個人的に考えた。
参考迄にこちら→「優勝者DJに異例の罰打、マキロイやスピースから協会非難相次ぐ
当該の問題は別として素晴らしいのは選手達が協会を批判する声を上げられる環境だよなぁ。今回は開催コースのラフが理不尽に深過ぎるという声が選手から上がって直前にラフを刈ったって話も聞いたし、なんでもかんでも文句を…ってことでは無いけどリアルタイムで選手サイドからこういった声が上がる環境ってのは見習わないといけないことだよ、ほんとに。
結びに我らがフィル、ミケルソンは残念ながら…マスターズに続いて予選カット。6/16はミケルソンの誕生日、US Openを制してグランドスラムを達成すればキャリアを完成させると同時に「US Open最年長優勝」というオマケがついてきそうなお年頃なのよね。それから繰り返し繰り返し言われる「US Open 2位6回」という名誉なのか不名誉なのか(いや少なくとも不名誉ではないか)的「称号」も霧散させて欲しいものですよ。まぁ、なにしろ引き続き応援ですわ〜。