ドルレアック & ドヌーヴ

2014年5月15日木曜日
東京地方、暑い。今日も30℃手前だとか。
(↑これ昨日のこと。今日は朝から雨。)
しばらく前に1回、そして先日1回、しっかり体感できる地震があった。特にしばらく前の地震は23区で最大震度5、そして揺れの長さに驚いたんだけど…家ではそれ程強く揺れなかった。揺れ方から、一瞬、何処か遠い所で又強い地震があったのか?と思ったくらい。こないだの地震の時に知ったんだけど大手町の気象庁地震観測所だったかな?って都心でも特に揺れが大きくなる地盤なんだって。なんでそんなとこで地震観測すんのかな?とも思ったけど大きめに出るなら注意喚起の意味でそれもありかなとか…いや、正確な地震の規模を周知しないとダメっしょ、とか。それにしても携帯の速報?警報?鳴らなかったじゃん。なんか色々鳴らなかった理由を説明してたけど…どうなんだろ?余談ながら、強い方の地震があった日はたまたま朝早く起きてミラノダービー観てた。で、地震だ!ってNHKつけつつツイッターのリストチェックしてたら…TVが表参道交差点の中継になって…こりゃオールで呑んでたんだなといった楽しげな風情の女性が「地震なんてないよー♪」とか叫んでて、そりゃ、連休中だし朝迄呑んでても不思議じゃないよなーなぁんて眺めてたら…後日、ネットで身元特定されててビックリ。タレントさんだったとか。あぁいったのを発見→特定、そして罵倒の嵐とか…いやいや、ネット怖いなー。
さて…又もや放ったらかしになってた映画メモをまとめて。

「袋小路/ロマン・ポランスキー」
フランソワーズ・ドルレアックが主演の一人。不思議な登場人物の設定、古城の周りの情景描写、音楽もよかったなぁ。ドルレアックがレコードでかけてた曲、レコードに子供が悪戯して傷がついたあとのとかね。ZNRとか思い出しちゃった。他にもポランスキー作品では音楽「KOMEDA」とクレジットされている。ディグしてみようかなー。

「反撥/ロマン・ポランスキー」
カトリーヌ・ドヌーヴ主演。これ、今のホラー映画と比べるの難しいけど、ほぼホラー映画。単純なホラーじゃないので観られたのだけど…幼い頃の心の傷を持ち、綺麗で、可憐で、異常に潔癖なドヌーヴがじわじわ朽ちていく。部屋の中に放置された鶏(肉、まるごと)だったかな?が腐っていき、観ているこちらにも臭いそうなのとか…あまり得意な部類の映画じゃないけど…。ドヌーヴが道路をカツカツ歩いてるバックにかかるアップテンポな曲が非常にクールで今も鮮明に頭に残ってる。

「熱波/ミゲル・ゴメス」
映画館にて。今迄観たことのない変った創りの二部構成映画だった。特に二部の静かながら滔々とした映像と語り、よかった。こういう映画はやはり映画館で観た方がより余韻を残す。

「最強の二人/エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ」
友人がおもしろいと言ってたので観てみた。実話ベースということで魅力増。実話であれば尚更…あの終り方でよかった。実在の人物の描写が実際にあの通りなのか?とも考えたけど、印象に残ったのは「同情しない」というところ、当事者からすれば「かわいそう」は要らないってこと。
「わたしはロランス/グザヴィエ・ドラン」(劇場)、「ブギーナイツ/P.T.アンダーソン」「ゴダールの決別、中国女/ゴダール」「夫たち妻たち/ウディ・アレン」「野良犬/黒澤明」「ニクソン大統領暗殺を企てた男/ニルス・ミュラー」「モンパルナスの灯、現金に手を出すな/ジャック・ベッケル」(DVD)#51