「社会派」

2014年10月31日金曜日
東京地方、朝晩はグッと冷え込み厳しくなりつつ。
連休には家人の実家へメダカをお運びする予定。
ベランダで飼育してるメダカ達の水を換えて選別して
水草とオールセットでお運び出来るようにしておかなくては。
水に触るのが嫌になる季節到来前に果たせそうでよかった。
で…明日はコチラへ→「フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園
久しぶりだし楽しみだなぁ♪雨、降らないといいけど。
以下、サクサクと恒例の映画メモを。今回はレンタルショップで「社会派ドラマ」ってジャンルに分けられてるものをいくつかまとめて+ドキュメンタリーも。借りる時はたいてい「社会派ねぇ…」と頭の中で呟いてます、なんとなく。

「戦場でワルツを/アリ・フォルマン」
個人的に戦争映画が苦手で進んでは観ない、特に戦争を1ミリでも美化していると感じたら観始めても止めてしまう。そんな訳で自分が観る戦争映画は「厳しい」内容のものばかりになる。で…この作品はイスラエル国防軍の兵士だった監督が自身の失われた記憶を辿る過程をアニメーションで表現した映画。人間は混乱した状況下でしばしば記憶を消失してしまうという。「サブラ・シャティーラ虐殺」ラストは目を瞑りたかったけど堪えた。アカデミー賞?で本作と日本の「おくりびと」が共に外国映画賞(だったかな?)にノミネートされたと記憶。この監督の新作が海外では公開されていると聞いたけど日本ではどうなんだろう?

「ミュンヘン/スピルバーグ」
これで「ブラック・セプテンバー」ドキュメンタリー、ドキュメンタリーを元にした映画(この2作品は事件そのものを記録)、スピルバーグによるノンフィクション小説を元にした映画(こちらは事件後の「報復」を記録)、と…なんとなし(そもそも事件自体を知らなかった)に手に取ったDVDを切欠に関連3作品を全て観たことになる。個人的な印象では…ドキュメンタリーが当たり前ながらリアルで心に残ったかな。正直、スピルバーグの映画になるとノンフィクション小説が原作とはいえ何処迄リアルなのか?と…ただ、幾つかの角度から色々と考えさせられた作品ではあった。スピルバーグ自身各方面から批判されたと聞くけど、こういった事件を公正に描くこと自体難しい、いや、そもそも「全ての立場の人々から受け入れられる映画」として撮るのは不可能だろう。しかし、スピルバーグだからこそ撮れたってことなのかな。
他に…「ダウト〜あるカトリック学校で〜/ジョン・パトリック・シャンリー」「ユナイテッド93/ポール・グリーングラス」「グッドナイト&グッドラック/ジョージ・クルーニー」「フェイシング・アリ/ピート・マコーマック」#99