That gum you like is going to come back in style !

2015年6月15日月曜日
東京地方、梅雨の晴れ間。暑い。
明日から暫くは梅雨本番、雨がシトシト続きそう。

ここ数日はこの辺ばかり聴いてました。合掌。

玄関先の紫陽花。昨年、花が多く大きく咲き過ぎて茎が花を支えきれなくなり頭を垂れるどころかグニャリとへたってしまい非常に気の毒だったので咲き終わりに強剪定した結果、今年の花は小さいのが二つだけ。こうなると、もうちょっと咲いて欲しい気もするけどそもそも今年は咲かないだろうと思ってたので、まぁいいかと。今後の剪定をどうするか?鉢を少し大きくするか?う〜む。

こちらはプチトマトその後、グングン大きくなって茎もズンズン伸びてアッちゅう間もなく1m.程に成った。トマトの花が…10以上咲いているのでトマトも10個以上なるということか。しかし画像の最初になったトマトがなかなか赤くならないのよ。やっぱ肥料もあげないとダメなのかな?なんか自然由来の肥料を探してこようかな。
さて…先週からちょっと困ったことになっておりました。先週半ばに…「ツインピークス」を借りてきて…まぁとにかく観にハマったおかげで生活のリズムが著しく乱れて、体調→とりわけ胃の痛みと肩こりが酷いことに。いや、そりゃおかしくもなるよね=最初は全部観る気もなかったし「話ちゃんと覚えてるかな〜」程度で、新シリーズが放送されるのも来年の予定だし(前作から25年ぶり)急ぐ必要なんか微塵も無いし…なぁんて観始めたのが止められなくなり…実は観る前には20話位だったと勝手に思い込んでたのが29話、パイロットとして最初に放送されたものを含めると30話あってガーン!!と頭抱えつつ正味5日間で全部一気に観たりしたら。端は週末(6/6,7)家人が家を空けていたことに発し…週が明けても朝の3時過ぎ迄観続け日中もちょっと時間が空けばひたすら観てた。それでも朝は起きてたし日々の生業もこなしてたのが我も大人になったもんですなぁとかプチ感心しつつも朝食は喉を通らないし胃はグリグリして常に嘔吐感抱えてたし→これは観ながらひたすらビールか珈琲を飲みつつタバコをぷかぷかやってたから(タバコはいつもの倍吸ってた)。要するに…5日間で25時間程(特に中盤以降集中して)どっぷり観てたわけです。一昨日、数年ぶりに胃薬をゲットして飲み始めて…やっと今日、今ほど胃がスッキリしてきた感。一日中、ぜんっぜん腹減らなくなって一瞬なんかの病気になったのかと焦った。そんな中で同じ姿勢で観続けると確実に腰痛出るだろうからと体勢をマメに変えてたのは幸いだった。と…theバカ自慢はこの辺にしておいて…「ツインピークス」かなりしっかり話を覚えてましたね。序盤(シーズン1)はさすがの緊張感と怪しさで今でも一気にいけちゃう。中盤以降は最近のドラマと比べればスジも粗いだろうし所謂スピンオフが同時進行してるような蛇行っぷりで個人的には少々退屈(この辺に関しては「大人の事情」があったと聞きます)。例えば…「この人、なんで登場したの?」とか「今の会話って必要だったの?」とか。それからリンチ作品にしては説明的台詞や描写が非常に多くかなり親切な印象を受けた、この辺にも「大人の事情」があったのかな?それとも作家としてそういった時代もしくは時期だったのかな?個人的には20代の頃に旅行先で観たのでちょっとした想い出があったり、初めて観たリンチの世界だったので懐かしくもありってとこだけど「赤い部屋」の描写は今観ても古さを全く感じさせないのがスゴい。この頃、リンチは「ワイルド・アット・ハート」の製作も同時進行でこなしてたとか、で「ワイルド…」がカンヌでパルムドールを獲るも…その後の「ロスト・ハイウェイ」で評判を落とし(個人的には好きな作品ですが…)、後に「マルホランド・ドライヴ」でV字復活を果たすも「インランド・エンパイア」で再び遠くへ行ってしまうという流れ(「ストレイト・ストーリー」を除いた映画だけ取り上げれば)。それが「ツインピークス」放送から23年後の昨年、リンチ本人がツイッターで本エントリのタイトル「The gum…」という赤い部屋のミジェットの台詞を引用し新シリーズの製作を示唆するも「製作費の折り合いが付かず自分は離脱する」と言った後に「製作費の折り合いが付いたので復帰する」ということになって今に至る。これは当然そう考えるべきだと思うのですが…25年前より作家としての社会的なパワー(要するに「大人の事情」的なものに対する)が遥かに増してるだろうこともあるだろうし…何処迄彼の世界が鮮烈に展開されるか非常に楽しみ。まぁ、この先も来年本当に放送されるかどうか?ボンヤリと楽しみに見守るってところでしょうか。

そりゃ、この台詞もあることだし騒ぎにもなるよね。
(実際に彼らは遡って序盤で赤い部屋に於いて25年後に出逢っている。)