はしりがき 3/5

2010年3月5日金曜日
午後二時現在 ベランダの気温18℃ 水温10℃。

この温度差が昨日の寒さと今日の暖かさを象徴している。
50年振りの津波だったり30年に一度の異常気象だったり。
地球温暖化が危惧されていたと思ったら今度は地球寒冷化が囁かれている。
「ミニ氷河期」だって。時間の経過と共に人類(笑)の情報収集能力が高まり
情報が蓄積された結果、少し神経質になってんじゃないか?という気もしたり。
日々、環境について各々考えるのは良いけどSFみたいになるのもどうかと。
まぁ…よく、分かりませんが。分かんないなりに書いておく。
数日前、鼻が例年に無くムズムズして…くしゃみが出続けた。
すわ!花粉症?戦慄が走ったけど…気にしてると本当に花粉症になりそう。
で、忘れてみた。すると…次の日には気配すら無くなった。
まぁ…花粉症と地球がぶっ壊れるかも!って壮大な話に脈絡は…まったく無い系。

先日、映画のチケットをいただき、豊島園にあるユナイテッド・シネマ迄。
ドアからドアで20分程。近い。しかし…豊島園…うら淋しい。
西武線沿線のアミューズメントを象徴。懐かしさを通り越した寂れ感が充満。
映画を観ると言えば盛り場(笑)に出て行ってザワザワした中を歩き
映画館に入るとシィィんとする。そんなパターンが多いので…ちょっと違和感。

映画は「インビクタス -負けざる者たち-」

アパルトヘイトに関してはピーター・ゲイブリエルの一連の活動をきっかけに
色々と本を読んだけど…隔離政策の中で日本人は「名誉白人」だったと記憶。
その位置に甘んじているのも日本人らしいと言うか…と、複雑な印象をもった。
本を読んだり映画を観ただけでは分からない重圧や葛藤もあったのだろう。
劇中の詩で「i am the captain of my soul」という一節が心に響いた。
映画も楽しく観ましたよ。

Out of the night that covers me,
Black as the Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.
In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody,but unbowed.
Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds,and shall find,me unafraid.
It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll.
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.

Invictus / William Ernest Henley

この詩、ニック・ケイヴも歌ってた気がする。