朝はホテル、フツーのバイキング朝食。
午前中は…ホテル周辺をぷらぷら。なにも無いところ。
遠くに眺める羅臼岳、近くに見える斜里岳が美しかった。
駅に行き…釧網線に乗り一路網走へ。
の筈だったんだけど…網走のホテルチェックイン迄
まだまだ時間もあるしで途中下車してみた。
北浜駅。
オホーツク海岸を歩いてみたり…
しかし…前述の通り…まだ季節が早かったので…
景色がどうも殺伐としていた。叙情に欠ける風景。
しかも…駅の周りにはホンットに何も無い!
ガソリンスタンドとコンビニが一軒ずつ。以上。
釧網線はお昼前後に電車の数が多いのだけど
それでも…1時間半に1本程度。
朝や夕方は3時間以上間隔が空いたりとか…なので…
ボーッと景色を眺めたり一頻り写真を撮ったところで
時間を持て余してしまい駅舎内の茶店へ。
駅舎内には天井や壁一面に訪れた人々の
名刺やステッカーなどが貼られていた。自分も貼ってみた。
で…こうなったら昼酒スイッチオンでしょ!と。
まぁ…メニューが色々あるのにビールとケーキセットだけで
申し訳ないかなと思いつつお店の人とゆっくり話しながら。
やがて電車の時間になり挨拶をして店を出た。
ひたすらこういった景色の中を走り抜け、網走到着。
ホテルに到着すると早めのチェックイン大丈夫とのこと。
荷物を置き、網走川から海の方迄散歩したり…
従兄が予約してくれた夕食の店をチェックして…
じゃぁ道の駅でお土産早めに買っとくか。ということに。
一通りお土産を揃えて…期待出来そうにない外装の食堂へ
回転寿しの一件もあるし、もしかしたらと仄かな思いを抱きつつ
まぁ…とにもかくにも引き続き昼ビール。
ここでは地ビールを。うまかった。
やがて…注文の品が配膳された…
(ホタテ塩ラーメン)
えぇ…思いっきり外しました。
見た目通り、マズかった。
夕食に響くと勿体ないので半分程残した。
ホテルに戻ると従兄から連絡があり少しトーク。
ホテルが素晴らしかったので感謝の意を伝えた。
後で聞いてみると…網走で1,2の老舗ホテルだそうだった。
ホテルの周りをちょらちょら散歩などしているうちに…
帳が下りて夜到来。さぁいきますか!!夕食へ!!
この店は網走じゃ一番だよ。って話にワクワクしつつ…
店に入り席に座り…ビールを呑み始めると同時に
お任せで頼んでおいて貰ったメニューが続々と…
(サラダ)
(刺身盛り合わせ)
(山菜てんぷら)
この…行者にんにくが衝撃的に美味かった。
塩をパラッとふって口に入れると…にんにくの風味爆発。
この食感は生まれて初めて味わったものだった。
(帆立とアスパラ)
(氷下魚と知床鶏胸肉)
氷下魚は今迄食べたものと完全に別物な味わい。
淡白で雑味皆無。氷下魚本来の味だけがしっかりと。
知床鶏は薫製にしてあるのか胸肉にしては尋常ならざる味の濃さ。
この二品は酒のつまみとしては最上級に思えた。
(毛蟹)
メイン。激ウマ♪
ここからは…お約束ですが二人共無言。
酒を呑むのも煙草を吸うのも忘れてひたすら食した。
二人で食べても十二分な大きさの毛蟹様だった♪
ここ迄、一気に平らげて…いやーそろそろ行きまっかと…
席を立とうとしたら…
(ミニハモ丼)
まだミニハモ丼が出ますよ〜ってこと。これも絶品だった。
ほんと、どれも癖が無かった。新鮮ということでしょう。
これだけ喰って軽く呑んで…二人で一万円という…
東京の人間からしたら…驚愕の安さ。
あとで後悔したのは…追加でホッケを頼まなかったこと。
店を出て軽く街を流して一旦はホテルに戻ったものの…
ここでまたもやムクムクと…
「ラーメン喰いたくない?」訊くと…「ムリ。」との返事
ならばと一人でまたもや夜の街に戻り…街中を歩き…
おそらく外見ではここがよさそうとアタリをつけ…
入ってみた…酎ハイを頼み…
メニュー筆頭の味噌らーめんを注文。
(味噌らーめん)
はい。これもアウト。半分以上残して終了。
全てのパーツに於いてアウト判定でした。
後日、タクシーの運ちゃんに
「網走で美味しいラーメンありますか?」訊ねてみたところ…
「網走にはラーメンに力を入れてる店は無いです」きっぱりお応えいただいた。
「札幌や旭川にはあるんだけどねぇ…」小さい溜息混じりな感じで。
