the 猫 15/03/27

2015年3月27日金曜日
ふー。昨夜、丸4日ぶりに母猫が帰ってきた。間に連れ戻した日を除けば1週間ぶりか…。週明け以降も毎日数回時間をみて日曜日に見掛けた辺りを探して廻った。火曜日の午後にポツンと座ってるのを見付けて家迄連れ戻そうとしたんだけど…果たせず。水曜日も顔を見せなかったので…いやぁもぅあっちに移住することにしたのかなぁ…ちゃんと食べてるのかなぁ…あれこれ心配しては随分落ち込んだものの…昨夜窓越しに「ドスンッ」という音を聞き「まさか!」っと開けてみたらば寸分変らず当たり前のような顔をしてそこに母猫が居たという顛末。ひとまず・めでたし♪ソソクサと迎え入れご飯を提供すると…食べる食べるモリモリ食べた。その後は家を出たり入ったり家の前の路地で寝そべってみたりとなかなか落ち着かず…部屋を暗くしてみたら炬燵布団の上に香箱座りして居眠りし始めたので「とりあえず今夜は泊まっていきなよ〜(今迄に泊めたことは一度だけ)」言い聞かせたつもりで電気を消して窓を細く開けたまま2階の寝室に上がった。ちゃんと寝てるか気になってこちらが寝付けずウトウトしつつ朝は4時に目が覚めたので4時半迄待って下に様子を見に降りると…ぐっすり寝てた。少しして起きたので朝ご飯を用意して家から出て行くのを見届けてから、こちらも小一時間程寝て…まぁ今朝はいつも通りの朝に戻り朝食をとっていると又もやお母さんが窓からこちらを覗いていたので招き入れご飯を用意するとモリモリ食べた。「心配して損したよ〜」なぁんて話しつつ、やはり今迄当たり前にそこに居た猫が或る日突然姿を見せなくなるというのは…ぼんやり考えた。
実はでもないけどとっくに名前は付けてるし、家で飼えないこともないので家の猫になってもらい室内飼いにして責任持とうと何度も考え試みたのだけど、とにかく家の中に落ち着いていられない(窓を全部閉めると暴れる)し、いまだに一度たりとも触らせてくれない。おそらくこの猫は生まれた時から野良猫で人間に頭を撫でられたり顎を擦られたり、人間の膝の上にのるなんてことは知らないんじゃないだろうか…もしかしたら小さい頃になにか酷い目にあったのかもしれない。
それでも昨夜は「もうあっち行くなよ〜」とか色々言い聞かせるというか声を掛けると鳴いて応えてるように見えたり…気持ちが通じてるようにも感じるんだよなぁ。
今後も引き続きなんとか家の猫に出来ないか考えつつ、突然居なくなっても狼狽えないように心の準備をして接しよう。

今朝の様子。いつもとなにも変らない。

初めてきた頃(14/08)。痩せて毛もゴワゴワで模様もわからなかった。