梅雨明け。

2012年7月17日火曜日
東京地方、うぁ暑っいぃ!!朝から30℃オーヴァ。
梅雨明け宣言今更かよって勢いで夏日が続きます。
関東地方で40℃近く迄いっちゃったところもあるとか。

まずは昨日の感想を。
思い起こして昨年の…4月に初めてデモを見学して
あぁ、これ、なんか違うなって言うか敷居高っ!入りにくっ!
って感じたのが遠い昔のことのように
昨日の集会は昨年の9/19よりも、官邸前の雰囲気に似た
なんと言うか…フツーの人がたっくさん集まってる印象。
昨年、初めてデモを見学した時に
見掛けた◯◯派とか◯◯連とか打倒!◯◯とかって人々が
大多数である状況が確実に変化していて
フツーの人々、言わば隣人のような老若男女が
大多数になっていて、のんびり見学している人も居れば
一生懸命に汗を流して訴えている人も居れば
楽しそうに写真撮りあったりしてる人も居たりで。
数日前のラジオの放送で「僕はデモに参加しません」と
「デモやってる人も騒いでるだけじゃなくて結果出すべき」
って意見が出ていて…うぅむ。と思ったんだけど
たった1年やそこらでなにか劇的な変化や結果を求めるのは
ちょっと…なにしろ半世紀近くも続いてきた事に対して
変化を求めてるわけだから…もう少し長い目で見るのもいいかも。
個人的な意見ではこうした運動?が継続して行われてる事実
そして、その雰囲気が少しずつでも変っているように感じられること。
これが結果とは言わないけど、途中経過としてはアリでは?と。


そんなわけで。昨日は午前中から原宿へ。
昨年の9/19から…もぅ1年近く経つわけですね。
今回は10万人集会ということで原宿駅大丈夫か?と。
原宿って竹下通りや表参道とか人が多いイメージ強いけど
原宿駅はなんというか貧弱と迄は言わないけどキャパ狭な駅です。
駅に着いてみると既にホームで大渋滞、表参道口の階段昇れず。
おそらくは集会の案内で原宿駅下車表参道口から徒歩5分とか
そんな風に書かれていたのではないだろうか?
スッと竹下口に廻るとガラガラ。すぐに駅から脱出完了。
で、ストレートに向かおうとすると…そこでも大渋滞。
だったので…歩道橋を使って廻り込み…
公園の中に入ってショートカット。無事、会場到着。
なんで歩行者天国が始まる正午からにしないで
午前11時にしちゃったのか…ちょっと疑問だった。
歩行者天国開始後にすればもっと会場入りがスムースだったのでは?
そう思う反面、結局、入口のところで人が殺到して
却って危険だったのかもしれないなぁ…とか。
前回は大江健三郎氏の訥々とした語り口にいたく胸を打たれた
が、今回は…一人じゃなかったので本会場はパス。
前にも後ろに動けない中、あの暑さは危険ということで。うん。
人が入りきる前にサラ〜っとブースを廻ってみた。


もんじゅ君のTもよかったけどこちらをジャケ買い。

この人の絵って雑誌等で小さく載ってる見てもあまりピンとこないけど
町田康の装丁で初めてちょっと大きめのを見てピンときて
今回もブースに並べてあったのがかなりピンと訴えかけてました。
よくよく見ると…女の子の片目にうっすら、涙。内容も充実。
この人の個展、9月迄横浜でやってる。行ってみようかな。
実物が見てみたくなってしまった。

それから第3案内カーの近くに戻って炎天下の歩行者天国ではなく


裏側、公園内の涼しいところに座ってトークを聴いたりライヴを観たり

もんじゅ君の後ろ姿眺めたり。

この頃から舗道に太鼓を持った人々がポツポツ集まり始め…

テンツクトン♪とやっていた。


やがて徐々に人が増えていき…

案内カー上で最後のライヴが始まる頃には地鳴りのようになって
あぁこの人々は太鼓を叩いたまんまデモに出発するんだな、と。
横で聴いてると、もの凄い迫力だった。

まぁここで最後のライヴも始まりハイスタの人が出てきて
観衆も盛り上がり…ただ太鼓隊の音も更にヒートアップして
空では石を投げれば当たるんじゃないかって低さで
ヘリコプターが何機も旋回していて…まぁ、とにかく…
案内カーの周りがものスゴい熱気になってきて…
(この時は最後だしってことで舗道に出ていた。)
うわわ、すげー、カオス♪とか思ってたら
太鼓隊の人が「音が喧嘩してるから一旦下がろう」と言って下がった。
音がぶつかってセッション♪なんかもよかったけど
バンドもやはり訴えたい事があってステージに立ってたんだしで
この太鼓デモ隊の対応は素晴らしいと感心しましたよ。
それでライヴの方の音が通り出して色々と訴えてるのも聞こえるように
ハイスタの人を目当てに来た人が殆どだったのか
歌詞を皆さん知っていたようで一緒に歌ってる人が多かった。
で、プラカード上げてライヴ終了。自分は今回もデモには不参加。

会場を後にして明治神宮にお参りしようって
向かう間も、ものスゴい人、人、人。鈴なり。
原宿でここ迄の群衆見たのは生まれて初めての出来事だった。
で、参道の入口くらい迄はとにかくワーワーと喧噪。
太鼓デモ隊の地鳴りのようなビートは更にアンプリファイされてた。


しかしながら参道を進んでみれば…うって変って、静寂。
静かにお参りを済ませ、原宿駅を回避、代々木側から出て代々木駅迄歩いた。
昼はビールと焼きそば程度だったので東中野で下車して鉄板麺へ。

変らぬこれぞ、鉄板。

帰宅して買ってきた本など読んでるうちに疲れて寝てしまった。
夜は知人から「今夜は庭でBBQ♪」といったメールが入り
「夜は食べなくてもいっか」と話していたのだけど
俄に食欲がムクムクと。近所の焼肉屋へ。
いやー疲れたけど充実した海の日だったなー。

そうそう、太鼓の人々とライヴがぶつかった理由は
第3案内カー上の全ての催しが午前11時開始予定だったのに
1時間押しで始まったからだろうと思われ。
やっぱホコテン開始してからじゃないと難しかったのかな?
あんな…なんというか…グワァ〜っと渦巻くような
集まってる人々、個々のエネルギーが爆発しかけてるような中で
自然とルールというか譲り合う雰囲気が出来てたのが
ほんとに素晴らしいと思いましたね。あらためて。

1/170,000でも1/70,000でもいいので
出来る範囲でやれることをやっとこう。
まぁ、それが強いて言うなら自分なりの意志表示なので。