進んで灯りをつけましょう。

2011年8月3日水曜日
ということで…とにかく家の近くの大通りが暗い。
震災直後は…まぁ…仕方ないよなぁ…思っていたのだけど
もはや…5ヶ月近く経つのにいまだに暗いまま。
足元が見えにくいとか、すれ違った人の顔が見えないとか。
夜間の節電は必要ないって子供でも知ってる、今日この頃。
いい加減にして欲しいと思いつつも外で話題になると…
「電力不足キャンペーンだよ」ってところで終っちゃう。

今日は…進んで灯りをつけましょう精神で区役所に電話。
代表番号にかけると…「土木課工事調整係」に廻される。
そこの担当者と「暗いんですよねー」と話す。
すると…「はい。そのようなお話はたくさん伺ってます」とのこと。
「じゃあなんとかしてくださいよ」と言ってみると…
「都道なので管轄が違い、どうにも出来ないんですよ」
管轄は何処だと聞くと「東京都第三建設事務所」だとのこと。
「じゃあそこに電話してギャンスカ文句言えば電灯つくんですね」
笑いながら言うと「そういう事ですね」とファンキーな答え。
そんなわけで…あらためて電話番号を聞き電話をかける。
電話に出た担当者に夜間に節電する必要性について尋ねると…
「私共は街灯を飛び飛びに消灯することにより60万kwの節電をしています」
ってお門違いなお答え。それになんの意義があるのか尋ねる。
具体的には…節電する事で電気代をセーブしてるということであれば
そのセーブした電気代=税金は何処に行くのか?こちらに戻るのか?的な。
「現状そのようなことは…」「じゃあ電灯つけて下さい。危ないし。」
そんな流れで訴求してみるも…「震災後の電力供給不足で…云々。」
まだ頑張るので「もう5ヶ月経ちます。夜間の節電と震災は無関係ですよ」
「そもそも仮に東京で夜間に地震が起きたら取り返しつきませんよ」と。
すると…「実は警視庁からも防犯面でも場所により要請を受けている」とか。
じゃあ尚更でしょってな話になって…あれこれ話してやっと…
それでは管理している業者を後日そちらに向かわせ確認させますというので
「後日とはいつか?」「なにを確認するのか?」的なことをこちらもしっかり確認。
まぁ、だいたいこの辺で落としどころも出来たので…
「夜間にいくら節電しても現状昼間の需要に廻せないんですよね」
尋ねたところ…「それはその通りです」率直にお答えいただく。
最後に…ビカビカに明るくしてくれと言ってる訳では無くて
必要なら協力するけど不必要に暗いのは御免ですよと伝えた。
担当者の名前をあらためて聞き、こちらの名前と連絡先を教えて電話を切った。
今日話した人は丁寧で紳士的だったので腹が立つことも無かったのですが
とにかく腹を立てず、淡々と。お役所とつき合う時の基本でしょうかね。

まぁ…この電話で約15分程の話。今回はここ迄。
今後は…約束の「後日」を待ってみて駄目な時は次の手段も考えてあるので。